妊娠中の親知らずトラブルについて:痛みの対処法と抜歯の可否を解説

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2024年11月29日

妊娠中の親知らずトラブルについて:痛みの対処法と抜歯の可否を解説

妊娠中に親知らずが痛み出したら、どのように対処すれば良いのか悩む方も多いでしょう。

妊娠中は体調の変化が大きく、口腔内のトラブルも起こりやすい時期です。

この記事では、妊娠中の親知らずの痛みへの対処法や、抜歯が可能な場合について詳しく解説します。

東京都墨田区の「原歯科医院」では、妊婦さんの口腔ケアにも対応していますので、ぜひ参考にしてください。

妊娠中に親知らずが痛む原因とは?

妊娠中はホルモンバランスの変化や免疫力の低下により、口腔内の環境も変化します。

特に以下のような要因が、親知らずの痛みやトラブルを引き起こしやすくします。

 

1.ホルモンバランスの変化

妊娠中はエストロゲンやプロゲステロンといったホルモンが増加し、歯肉が腫れやすくなります。
これにより、親知らず周辺の歯肉が炎症を起こしやすくなります。

 

2.免疫力の低下

妊娠中は母体の免疫機能が低下するため、口腔内の細菌が増殖しやすくなります。
その結果、親知らず周辺で炎症や感染症が発生することがあります。

 

3.親知らずの生え方

親知らずが斜めに生えていたり、一部しか歯肉から出ていない場合、歯と歯肉の間に汚れが溜まりやすくなり、炎症や痛みが起こりやすくなります。

 

 

妊娠中に親知らずを抜歯できるのか?

妊娠中の抜歯については、妊娠の時期や母体の状態によって判断が異なります。

妊婦さんの安全を最優先に考え、必要に応じて歯科医師と産科医が連携して対応します。

安定期(妊娠中期)であれば抜歯が可能な場合も

一般的に、妊娠16週から27週の安定期であれば、必要に応じて抜歯が可能な場合があります。

この時期は、つわりが落ち着き、胎児の発育が安定しているため、母体に負担をかけずに治療を行える可能性が高いです。

妊娠初期や後期の抜歯は避けるのが一般的

・妊娠初期(〜15週)

胎児の器官が形成される大切な時期であり、母体の体調も不安定です。
この時期に抜歯を行うとストレスや体への負担が大きいため、緊急性がない限り避けるのが一般的です。

・妊娠後期(28週以降)

お腹が大きくなり、横になって治療を受けることが難しくなるため、この時期も抜歯は推奨されません。
また、陣痛を誘発するリスクも考慮されます。

緊急性がある場合は対応可能

痛みが強い場合や炎症が広がる危険性がある場合、妊娠中でも抜歯が検討されることがあります。

歯科医師と産科医が連携し、安全な治療方法を選択します。

妊娠中の親知らずの痛みへの対処法

妊娠中に親知らずが痛む場合、抜歯をしなくても症状を和らげる方法があります。以下の対処法を試してみてください。

 

1.患部を冷やす

冷たいタオルや氷嚢で患部を冷やすと、炎症や痛みを軽減できます。
ただし、直接肌に氷を当てるのは避け、タオルで包んでから冷やすようにしましょう。

 

2.適切な薬を使用する

妊娠中でも使用可能な鎮痛剤や抗生物質が処方される場合があります。
自己判断で薬を使用するのは避け、必ず医師の指示に従いましょう。

 

3.食事内容に気をつける

硬い食べ物や刺激の強い食べ物は避け、柔らかく栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
患部に負担をかけないように注意が必要です。

妊娠中に避けるべき行動

親知らずの痛みを和らげるために行動する際、次のことには注意が必要です。

 

・市販薬を自己判断で使用しない

妊娠中に使用してはいけない薬もあるため、必ず医師の指導のもとで薬を使用してください。

 

・過度なストレスを避ける

妊娠中のストレスは体調に悪影響を与えるだけでなく、痛みを悪化させることもあります。
無理をせず安静に過ごすことが大切です。

 

・強いうがいをしない

親知らずの周辺は敏感になっているため、強いうがいをすると炎症を悪化させる可能性があります。
優しく口をすすぐ程度にとどめましょう。

 

 

妊娠中の親知らずケアは「原歯科医院」にお任せください

妊娠中の親知らずに関するトラブルは、母体や胎児への影響を考慮した慎重な対応が必要です。

東京都墨田区にある「原歯科医院」では、妊婦さんの体調や状況を踏まえた上で、最適な治療方法をご提案します。

妊娠中は口腔内のトラブルが起きやすい時期ですが、正しいケアと適切な治療で問題を最小限に抑えることができます。

痛みがある場合や抜歯の必要性について疑問がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

 

まとめ

妊娠中の親知らずの痛みは、ホルモンバランスの変化や免疫力の低下による影響で起こることが多いです。

抜歯が必要かどうかは、妊娠時期や母体の状況によって異なりますが、安定期であれば対応可能な場合もあります。

抜歯を避ける場合でも、冷やす、塩水でうがいをする、適切な薬を使用するなどの方法で痛みを軽減できます。

妊娠中の親知らずに関する不安があれば、東京都墨田区の「原歯科医院」にご相談ください。

専門的なアドバイスと治療で、安心して妊娠期間を過ごせるようサポートいたします。

医院について

基本情報

施設名 原歯科医院
診療科目 歯科 歯科口腔外科
院長 原正浩
電話番号 03-3622-8868
所在地 〒130-0012
東京都墨田区太平2-15-1

診療時間

時間
10:00~13:00 - - - -
15:00~19:00 - - - -
9:30~12:30 - - - - - - -

第1土曜日 休診

第3金曜日 10:00~12:00まで

突然の休診等もありますので、ご来院の際はお電話にてご確認いただきますようよろしくお願い致します。

※変更などにより診療時間・休診日等が記載と異なる場合がございますのでご注意ください。

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