2024年09月13日
親知らずの抜歯で小顔になる?逆に腫れる?真実と腫れた場合の対処法
親知らずを抜歯すると「顔が小さくなる」という話を耳にしたことがあるかもしれません。
特に女性の間では、「小顔になりたい」という願望から親知らずの抜歯を検討する方も多いでしょう。
しかし、実際に親知らずを抜いた後に小顔になるのかという疑問については、意外な事実があります。
この記事では、東京都墨田区にある「原歯科医院」が、親知らずの抜歯と小顔の関係について詳しく解説します。
また、抜歯後に顔が腫れる原因や対処法、腫れが引くまでの期間についても触れていきます。
親知らずを抜歯すると本当に小顔になるのか?
親知らずを抜くことで「小顔になれる」という話をよく耳にしますが、実際にはどうなのでしょうか。
結論として、親知らずの抜歯が直接的に小顔になる要因にはなりません。
では、なぜ「小顔になる」と言われるのでしょうか?
小顔効果が見られるケース
親知らずが原因で周囲の歯や顎に圧力がかかっている場合、抜歯をすることでその圧力が軽減されフェイスラインがスッキリ見えることがあります。
特に、親知らずが顎や歯列に悪影響を与えている場合は、抜歯後に顔のラインが整い、結果的に「小顔効果」を感じる人もいるのです。
また、親知らずが原因で炎症が起こっていた場合、その炎症が治まることで顔の腫れが引き、スッキリした印象になることもあります。
こうしたケースでは、実際に抜歯後に顔が引き締まったように見えることがあります。
小顔効果が期待できないケース
一方で、親知らずが正しく生えていて、歯列や顎に影響を与えていない場合は、抜歯によって小顔効果が得られることはありません。
つまり、親知らずの抜歯によって小顔効果があるかどうかは、その人の顔の骨格や親知らずの位置、生え方によると言えます。
期待しすぎずに、健康のために抜歯を考えることが重要です。
抜歯後に顔が腫れる理由と対処法
親知らずを抜いた後、多くの人が経験するのが「顔の腫れ」です。
これは治療後の正常な反応ですが、腫れやすい人にはいくつかの特徴があります。
また、適切な対処をすることで腫れを抑えることができます。
顔が腫れやすい人の特徴
親知らずの位置や生え方
親知らずが歯肉や顎骨に深く埋まっている場合、抜歯は通常よりも複雑になります。
歯肉や顎骨を切開して抜歯を行う場合、体はそのダメージを修復しようとし、腫れが強く出ることがあります。
体質や健康状態
元々、体が炎症に敏感な方や、風邪をひきやすい方は抜歯後の腫れが強く出やすい傾向にあります。
また、睡眠不足やストレスが多いと、回復力が低下し、腫れが長引くこともあります。
抜歯後のケア
抜歯後に、過度な運動やアルコールの摂取をすると血行が促進され、腫れが悪化することがあります。
特に、抜歯直後の1~2日は安静にして過ごすことが大切です。
腫れを抑えるための対処法
1.冷やすこと
抜歯直後から24時間以内は、患部を冷やすことで腫れを抑えることができます。
氷嚢や冷たいタオルを使って、患部を冷やしましょう。
ただし、直接肌に氷を当てるのは避け、タオルなどで包んでから冷やすようにしましょう。
2.安静に過ごす
抜歯後は、なるべく安静に過ごし、激しい運動や長時間の入浴は避けるべきです。
血流が増えると、腫れや痛みが悪化することがあります。
特に、抜歯直後の1~2日は特に注意が必要です。
3.抗生物質や痛み止めを服用する
歯科医師から処方された抗生物質や鎮痛剤をきちんと服用することで、腫れや痛みを軽減できます。
薬は医師の指示通りに服用し、症状が改善しても自己判断で中止しないようにしましょう。
4.飲酒や喫煙を控える
アルコールやタバコは血行を促進させ、炎症や腫れを悪化させる原因となります。
抜歯後は、特に1週間程度は控えるようにしましょう。
腫れが引くまでの期間
一般的に、親知らずの抜歯後の腫れは2~3日でピークを迎え、その後徐々に引いていきます。
通常、1週間ほどで腫れはかなり改善されますが、完全に引くまでには2週間程度かかることもあります。
腫れの程度や持続期間は、個々の体質や抜歯の難易度によって異なりますが、心配な場合は歯科医師に相談することが大切です。
親知らずの抜歯を検討する際の注意点
親知らずの抜歯を考えている方は、いくつかのポイントを把握しておくと良いでしょう。
抜歯は一度行うと後戻りができない治療であり、適切な判断が重要です。
抜歯の適応となるケース
1.虫歯や歯周病のリスクが高い場合
親知らずが斜めに生えていたり、他の歯に影響を与えている場合は、抜歯が推奨されることがあります。
特に、清掃が難しい位置にある親知らずは、虫歯や歯周病のリスクが高いため、早めに抜歯を検討することが望ましいです。
2.痛みや違和感がある場合
親知らずが原因で痛みや腫れが生じている場合は、抜歯が必要になることが多いです。
放置すると、炎症が広がり、他の歯や顎に悪影響を及ぼすこともあります。
抜歯を避けるケース
1.正常に生えている親知らず
親知らずが正常に生えていて、他の歯に影響を与えない場合は、必ずしも抜歯をする必要はありません。
定期的な検診を受け、歯科医師の指導のもとでケアを続けることで、健康な状態を保つことが可能です。
2.全身の健康状態が悪い場合
抜歯は体に負担がかかる治療です。
そのため、体調が悪い時や全身的な健康問題がある場合は、抜歯を延期することがあります。
事前に歯科医師と十分に相談し、自分にとって最適なタイミングで治療を進めましょう。
まとめ
親知らずの抜歯は、小顔効果を期待して行うものではなく、主に健康面での理由で検討するべき治療です。
東京都墨田区にある「原歯科医院」では、患者さん一人ひとりの状況に応じた適切な治療を提案し、安心して抜歯治療を受けていただける環境を提供しています。
抜歯後の腫れや痛みに対する適切な対処法を知ることで、回復期間をより快適に過ごすことができます。
親知らずに関する疑問や不安があれば、ぜひ「原歯科医院」にご相談ください。
歯科口腔外科の専門知識を持ったスタッフが、親知らずの抜歯からアフターケアまで丁寧にサポートします。
健康的な口腔環境を保つために、ぜひ一度ご相談をお待ちしております。
親知らずについて
医院について
基本情報
施設名 | 原歯科医院 |
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診療科目 | 歯科 歯科口腔外科 |
院長 | 原正浩 |
電話番号 | 03-3622-8868 |
所在地 | 〒130-0012 東京都墨田区太平2-15-1 |
診療時間
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